【#09】食事を固定すると何が見えるのか?「比較可能な条件」を作って身体のノイズを消す技術
どうも、50歳エンジニアおじさんです。
前回の記事(#08)では「なぜ食事を固定するのか」という意思決定コストのお話をしました。今回はその続編として、「食事を固定することで、身体のどんなデータが見えてくるのか?」を掘り下げてみます。
STEP 1: トレーニング日と休養日で体重は全然違う動きをする
筋トレを頑張っている人なら誰しも経験があると思いますが、「トレーニングをした翌日」と「完全休養した翌日」では、同じものを食べていても体重の推移が全く異なります。
ハードに脚や背中を追い込んだ翌日は、筋繊維の炎症や筋グリコーゲン回復のために体内に水分(水1gにつきグリコーゲン3g)が引き込まれ、体重がポンと0.5〜1kg増えることがよくあります。
逆に、しっかり休養して水分が抜けた日は急にストンと落ちたりします。
「体重という数値には、筋肉・脂肪・水分・塩分・便など、極めて多くの変数が同時に絡み合っている。」
だからこそ、「昨日何を食べたか」という単発の食事だけで翌朝の体重を評価しようとするのは、最初から無理があるのです。
STEP 2: 変数が多すぎるなら、まず食事を固定する
ソフトウェア開発の世界でバグ調査をするとき、複数のパラメータを同時に動かしたら何が原因か特定できませんよね。
身体の減量も全く同じです。
- トレーニングの強度(変化する)
- 日々の活動量・歩数(変化する)
- 睡眠時間・ストレス(変化する)
- 食事の摂取カロリー・栄養素(★ここだけは自分の意志で固定できる!)
食事という最大の変数を一定にしておくことで、初めて「あ、今週は脚トレの炎症で一時的に水が溜まっているだけだな」「全体として週-0.4kgのペースで確実に脂肪が減っているな」という**純粋なトレンド**を浮き彫りにできます。
タニタ クッキングスケール KJ-215(ごはんカロリー表示対応)
食事条件を固定するなら「目分量のブレ」をなくすのが第一歩。0.1g単位の感覚でサクッと計量でき、毎日のルーティンにストレスを与えません。
Amazonで詳細を見る →STEP 3: 「食事固定=体重固定」ではない
ここで大切なのは、「食事を固定したからといって、体重が毎日ピタリと同じペースで減るわけではない」ということです。
体内の水分バランスは波のように上下します。
だからこそ、FitRIRでも採用している「7日移動平均(MA7)」を使って、7日間の平均値の推移だけを見ていきます。「昨日の数値」ではなく「先週の平均と今週の平均の差」を見る。これだけでダイエットのストレスは9割消え去ります。
STEP 4: 次回へのアクション
- 現在の食事条件を維持し、MA7の下降トレンドを監視。
- 次回の記事(#10)では、「同じ食事を食べているのに体重が突然増えたとき、どう解釈してメンタルを保つべきか?」という実践編をお届けします。
日々のノイズに惑わされない!7日移動平均で体重管理
FitRIRは、体脂肪や体重の日内変動をMA7(7日移動平均)で自動平滑化し、正しい減量トレンドを可視化します。
⚡ FitRIR アプリを無料で試す